コスモスの花言葉に揺れながら 身の程を知らないまま 可能性を漁り 魔が差した僕にさよなら 夏の終わり あの日見せた 僕の知らなかった顔 哀れみと背伸びで告げられた別れ 僕の全て 君に知って欲しかったのに コスモスの咲く季節に君は去った 種を蒔き散らかして 摘むことは出来ず 頭からつま先まで 後悔しどおし 君がくれた 僕に足りなかったものを 集めて並べて 忘れぬよう願う 君の全て 僕に見せて欲しかったのに コスモスの花言葉は咲かなかった 「木漏れ日が微笑みを 連れてきてくれるから」 そんなきれい事 慰めも 何を今更 君がくれた 僕に足りなかったものを 集めて並べて 忘れぬよう願う 僕の全て 君に知って欲しかったのに コスモスの咲く季節に君は去った さよなら さよなら