(君を恋い慕う あかぬわかれ暁) (君を恋い慕う 御明かし揺らぎて) 澄み渡った東雲に 風は優しく 別れを伝う涙を 撫でて微笑む (君を恋い慕う あかぬわかれ暁) 幾度も行き交った日々 分かたれた世界 『戻れなくても、私は…』 飲み込む言の葉 貴方と過ごした日々が 忘れられないの 消えゆく貴方の手を 掴んだ 必ずまた何処かで会えるなら 私 ずっと待ってるよ 貴方と出会った此の赤き 鳥居の下に居るよ (君を恋い慕う あかぬわかれ暁) (君を恋い慕う 御明かし揺らぎて) (一つ二つ指折り数えて) (咲いた花が散りゆく時) (あぁ また貴方の影が一つ) (此れは夢でしょうか) 幾度も月日を重ね 舞い散る花弁 舞巫女の歌声は 響いて 必ずまた何処かで会えるから 僕は 約束したんだ 君と同じヒトに戻って やっと其の日が来たね 願った(鳥居の向こうへ) 何年も(変わらぬ想いで) 叶った(二人の願いよ) 美しく咲き誇れ (此方へ 御出でなさい) (現し世 忘れて) (赤い鳥居潜って) (僕は此処に居るよ)