雨が降りそうな ねずみ色の空 泣きながら傘もなく やって来たレインマン 「一緒に泣いてくれないか」 レインマン僕らを濡らす 洗い流してくれるのか しょっぱいけれど消せない気持ちを 「生まれながらに泣いている 雲に隠れて泣いている もし晴れた空見れたなら 笑える気がするんだ」 レインマン 抱きしめるよ 見つけたいのに 見つからないんだよな レインマン さあ 行かなきゃ なんだかあなたは ほっとけないな 「虹をみたいんだ 一度でいいから」 レインマンあたりを濡らす ここは泣きたいことだらけ 虹なんてみたくないよレインマン 僕らはどうして泣くのかな 生まれてすぐに泣くのかな 青空見たらわかるかな 虹を見れたらわかるかな 「生まれながらに泣いてるが 君の答えはわからない 立ち上がれそうにないのなら いつまでもここにいるよ」 レインマン 抱きしめるよ 僕らは違うのに同じなんだよな レインマン さあ 行かなきゃ なんだかあなたは ほっとけないな 涙も声も枯れるほど 語り合わせた 分かり合えた 雨上がりまぶしい光 くしゃくしゃな顔 見合わせて笑えた レインマン 消えていった 宝石の雫残して レインマン さようなら ああ そうか あなたは ああ レインマン 抱きしめるよ 愛おしくてあたたかい 見上げれば空には虹 やっぱり あなたはレインマン 大切な僕のレインマン