イヤホンを片方ずつ 分け合って 手を繋いだ 遊歩道 きみのコートの ポケットの中 恋の温度 混ぜるよ 名前を呼んでくれる その声が 暖かくて 不安だよ “どうしたの?”って きみが訊くから 下を向いて 黙りこんだ 季節を留(と)めてほしい 春の始まり 降り出した花に願うよ きみとずっと ふたりで 手を握って歩こう ちょびっと ぎゅっと 抱きしめてくれていいよ 季節だって ときには スタンバってくれてる 風に舞った 花びらが 今 ふたりを 染めてく 模擬試験の成績 見せ合って きみの未来 知ったんだ “頑張れよ”って きみが云うから 本気だった 初めてだよ 季節は手離さない“逃げたりしない” 桜風に誓ったんだ きみとずっと ふたりで 路もずっと一緒だって ちょびっと そっと 背を押してくれていいよ “行こうぜ”って 肩 抱く きみはきっと奇跡だ 夢が舞った 春の空 今 足跡 並べよう きみとずっと ふたりで 手を握って歩こう ちょびっと ぎゅっと 抱きしめてくれていいよ 季節だって ときには スタンバってくれてる 風に舞った 花びらが 今 ふたりを 染めてく “行こうぜ”って 肩 抱く きみはきっと奇跡だ 夢が舞った 春の空 今 足跡 並べよう