変わることがとても怖かった 今の幸せを失うかと怯えて 立ち向かわないまま 君の瞳(め)を見ることが出来ず 逃げるようにごまかしてしまう …今のままでいいんじゃない?と 閉ざしてきた身体の奥へ 聞こえてきた音は 優しく君で溢れていた 心が濁りを吐き出して 橙色に染まってく… 大切なのは伝えることなんだって 本当の声を届けたいんだ 素直に君へと 言葉で 見守るなんて ぬるいさ ぶつかり乗り越えた場所で 想いが生まれた瞬間を 聞いてほしいよ 「…ありがとう。」 形にすればいつも不安定 半端な色で作り上げては もどかしさで地団駄を踏む ふと見上げた茜色空(あかねいろぞら) 瞼に伝わる痛みから あの日のこと 思い出せと 気付けば当たり前のように 近くに君の笑顔があって 手を引いてくれたね 甘えや弱さもさらけ出した 背中を優しく包み 信じてる絆の糸 強く結んで 本気の姿 見せたいんだ 君がいたから歩んできた 恐れるより今 全力を もう迷わないよ 絶対に 逃げたりしないよ 必ず 抱きしめさせて 精一杯に あたしたちが変わらない証と 変われることの証を此処に 足跡で描いた夢 掲げ進んでゆく 本当の声を届けたいんだ 素直に君へと 言葉で 見守るなんて ぬるいさ ぶつかり乗り越えた場所で 想いが生まれた瞬間を 聞いてほしいよ 「…ありがとう。」