そっと背中むけても 揺れてる気持ちに きみはきっと気づいてしまうね そうさ どうか不思議そうな眼で 黙り込む僕のことを みつめないでほしい 真冬のクリームみたいだね 凛として あまくて 純粋で なにかをもとめる思いは わるくないのに ふっと我にかえって 響いたクラクション どんな日にもまもってゆきたい 通りすぎるガラスの窓に うつった僕の顔が いまはせつないけど そっと背中がわから 目かくしをしたら きみはきっとゆるしてくれるね 沈黙をごまかすための無邪気さだ、 それ以上はたずねないでほしい 〈♪〉 やさしいクリームみたいだね 乾いた唇なめらかに それでも言葉ですべてを 伝えられない ちょっと背のびしてみよう いまより大きな愛情で つつんであげよう 通りすぎるショウウインドウに うつった僕の顔が いまはせつなくても ちょっと背のびしてごらん クリームみたいなやさしさを プレゼントしよう 大きすぎる箱がひらくとき あきれて笑うくらいに 楽しませていたい