ダイアリー

歌詞

ボールペン片手に 書き出す午後１０時 まっさらなページは未だ無字 どう述べようこの気持ち 「本日の天気雨のち曇り」なんてさ 分かり切ったこと並べて呆然 黙り込んで句読点 また今日も３行で収まりそうな予感 まあいっかで片付くならずっと 楽なのに出来ずに躊躇 誰かの言葉借りて書いてみても 胸の奥揺れる鉛色のインク 気づけば空っぽのドリンク これで間違ってはないかな 彷徨いふらつきながら滲ませた 半信半疑のまま 今を描いているよ 白紙の海の中 今もがいている ボロボロのペンで照らすB5の水平線 どこにもない 誰でもない僕を探してる あの時の自分を訪ねる旅へ 見かけた一人一人に フラッシュバック 読み返すほどにプレイバック 「ねぇ覚えてるかい？ あの日書いた誓い 煌めいた眼差し先にあるもの」 擦ったって消せない どこへ向かってるんだろう 答えはわからないけど これが間違ってたっていい それでもいいと思えたから 満身創痍のまま 今も描いているよ 等身大のダイアリー 胸に抱いてる 笑い憂い悩み傷つき波立つ水面で また明日ってはみ出した涙に 手を伸ばした 部屋の片隅に仕舞い込んでた 背中丸めたページめくって 息継ぐ暇さえ惜しんで 深く深く潜って ふと見上げた僕の姿 半信半疑のまま 今を描いているよ 白紙の海の中今もがいている ボロボロのペンで照らすB5の水平線 どこにもない誰でもない僕の 言葉全部抱き締めていたいんだ 散り散りになった 狭くて広い世界は僕の軌跡