最終便に乗り込んだ人生 咳き込んだ病人は降ろされて 前へ前へ 列を追い抜いて “結局さ、 順番なんて来やしないんだから” そうして奪い取った今日すら 腐っていて 吐き出したコタエは? 消えたくないよ どこからも 消えたくないよ 誰からも 救えやしないんだ 自分のことも それでも 消えちゃいない どんな昨日も 消えちゃいない どんな希望も 聲のする方へ 歩いていこうよ 毎週瓶に詰め込んだ人生 毎度毎度 嘘で薄めては 飲んで吐いて そんな繰り返し 騙せやしない どの感情も 隠せやしない どの惨状も 認めたくなかった でも 今ならわかるよ 正しくないこの感情も 正せやしないこの惨状も 正しく僕を創っていくんだ 君の聲を聴かせてくれ 君の聲を聴かせてくれ 誰の聲でもない君の聲を もっと聴かせてくれ 消えちゃいけない どこからも 消えちゃいけない 誰からも 救えやしないんだ 誰のことも だからこそ ひとりじゃない どんな世界も 光のないどんな未来も 創っていくのは僕らの聲だから 消せやしない どんな希望も 消せやしないよ まだ足りない 順番なんて来やしないんだから 前へ前へ 一緒に歌っていこう まだ足りない まだ足りない
