Track byHekate
声を出す代わりに 目で伝えた それだけ、あげて この夜は足りたの 照明は低くて わたしの輪郭さえ 曖昧だったけど あなたの視線だけが はっきりと触れてきた 言葉の奥に 体温があった 届かない距離で 交わした呼吸が 胸の奥で ほどけていく 何も触れてないのに 指先が 震えた気がしたのは きっとあなたの 「気づいてるよ」っていう吐息が わたしの内側に そっと落ちたから その夜は何も起きなかった でも、すべてが始まってた 静かに、確かに、 わたしたちの寸が