思いもしなかった夜を眺めていた その穴を埋めるようなものを 探していた 音沙汰もないまま少し冷たいや 頬を撫でるような君を求めていた 「雨はきれいね 雨がきれいね ゆらゆら揺れて日々が 遠くなるから」 ただ 雨はきれいで 雨がきれいで 空が埋もれて そんな気がして いつかまた会えたならいいのにね 揺れる思いの果てまで思い返そう 朝まで いつかまたさよなら 会えたなら道の上 曇り空の上まで見上げて笑ってよ 動き出した夜の果て 思い出になっても 思いもしなかった夜を眺めていた この穴を埋めるようなものを 探していた 行くあてもないまま強く叩いていた 頬を撫でたのは 君なんかじゃなかった 「雨止まないね 雨止まないね」 逃げ込んだバス停で君を 重ねてるから まだ 雨はきれいで 雨がきれいで 空だけが埋もれて そんな気がして いつかまた会えたならいいのにね 眠れない夜を溶かして踊り明かそう 朝まで いつかまたさよなら 会えたなら道の上 曇り空の上まで見上げて笑ってよ 言えなかった 思いがずれていたずらに傷んでも 雲は深く夜を思い出させるような 気がして浮かぶ 思うことは忘れないから 雨がきれいで 雨がきれいで そんな気がして そんな気がして いつかまた会えたならいいのにね 揺れる思いの果てまで思い返す 朝まで いつかまたさよなら 会えたなら道の上 曇り空の上まで見上げて笑ってよ いつかまた会えたならいいのにね 眠れない夜を溶かして踊り明かそう 朝まで いつかまたさよなら 会えたなら道の上 曇り空の上まで見上げて笑ってよ 言えなかった 思いがずれていたずらに傷んでも 動き出した夜の果て 思い出になっても