雪化粧

歌詞

見慣れた街がやけに切なさを纏う 今日に あなたは何を想っているんだろう みんな笑い合ったり 手を繋ぎ合ったり ああ冬は嫌いだ 吐いたため息が白く濁って消える 私の想いのようで余計苦しくなるよ ねえ白雪積もるほどに募る想いは あなたに届く前に消えそうだから いつまでも伝えられずにいるよ 逢いたいと願うひとりぼっちの夜 「大好きだよ」照れくさいけど ちゃんと見つめて言いたいから いつかこの気持ち受け止めてね 私の想いのように 溶けることはないでしょう 綺麗に苦しめるの 雪化粧 街中に響きわたる幸せの音色 お馴染みの曲で耳を塞いだ 聖なる夜なんていらない 今年も言えない想いと癒えない心 全部全部あなたのせいだよ 特別なものは何一ついらないから どうか今夜だけはただ側にいさせて 欲しい 「大好きだよ」照れくさいけど ちゃんと見つめて言えるまで 変わらない想いを大事にしていよう 色のない世界は 呆れるくらいに優しくて いつまで苦しめるの 雪化粧 優しく笑った目も 落ち着いた低い声も こっちのことなんて 何にも気づいてないところも こんなに辛いのに好きだと 思ってしまうよ 今頃あなたが他の誰かといても 嫌いになんてなれないから 恋が実らなくても 冬が終わってしまっても あなた以上の人はいないから 気が済むまで勝手に好きでいるよ 寒空の下雪あかり照らす夜 凍えそうな胸も悴んだ手も あなた以上に温められる 人はいないから この痛みさえも愛おしくて もう少し溶けないでいてね 雪化粧