本当は変なんじゃないか 人を蔑んでまで生きるのは 傲慢で膨れたカバンが 本当の業だと人は言った それなりの幸福があれば そうじゃないときに気付けるのにな 本当は変なんじゃないか 特別な世界で、 凡庸な痛みをいだく人よ 言え、未来は足を止め待っている 極東の小さな話だ 世界から見ればことは単純だ ただ生きているのは自分だ 生きていけるのも自分だけだ! この意識をもったそのときから 考えることをやめてはいけない そんな体が欲しいなら 感じとることもやめてはいけない 極東の小さな話は、 世界から見れば些細だが 極東の小さな話が、実際の物語だ 人は未だ終わらない夢を夢見ている 本当は変なんじゃないか 俺が俺じゃないまま生きるのは 人生はたった一回だ 一回きりの残酷な業だ それなりの幸福があれば そうじゃないときに気付けるのにな 本当は変なんじゃないか 特別な世界で、 凡庸な痛みをいだく人よ 言え、未来は足を止め待っている 人は未だ終わらない夢を夢見ている 人は未だ・・・俺は未だ