夜明けに逃げ場所がもしもあるなら ひとつも汚れたりしない 記憶に捨て場所がもしもあるなら 何かが時を埋めるだろう 心配はいらない 一人じゃない 小さく軀を揺らして あなたがあなたを求めて あなたになるなら 手にした大事なもの 決して踏みにじられない 誰に教わることなく 生まれたあの日から 誰にも習わずにあなたは 息をしている 静かなる共鳴 星も木立ちも ただそこで歌っている 未整理な感情 この安らぎは どこからやって来るのですか せせらぎが小石を洗っている 大きく季節は流れて あなたはあなたを探した あなたに逢うため 隠されてた願いが 確かに聞こえるから その手のばしてこの手に 重ね合わせたら こんなに心は高鳴りに震え始める あなたがあなたを求めて あなたになるなら 手にした大事なもの 決して踏みにじられない 誰に教わることなく 生まれたあの日から 誰にも習わずにあなたは 息をしている