泣かない私に 胸を撫でおろす あなたを見てたら 泣きたくなった 「ちゃんと話したい」昨夜のLINEで 選んだワンピースが シワを作る もうなんともないよと笑っていた あの最初の夜に見つけた あなたの中のその傷は私が 塞いであげる そう思っていたのに これからってとこなのに 時間が足りないよ あなたなんかを好きになって 笑いあって 素敵な未来まで描いちゃって ああ 最高の無駄だったな あなたなんか もう知らない 私を通して 気づけた気持ちを あなたはどこまで 伝えたのかな 私はまだまだあなたを知らない 想いの強さは 負けてないのに 嫌いなのに言えずに食べつくして おいしかったと笑うような あなたの下手な優しさを 愛しく思ってたけど 今 傷つけないよう 放たれる言葉たちが 余計に胸を刺す あなたなんかを好きになって 許しあって 守りたいとまで思っちゃって ああ 夢から覚めたみたいだ あなたなんか どうして私 あなたなんかと出会ってしまって 信じあって 約束を交わすだけ交わして 果たされなくて ああこんなに傷ついたのに なのになんで あなたなんかを好きになって 笑いあって この人とならもしかしたらって ああ 最高の無駄だったな あなたなんか もう嫌いだ そんな風に ああ 言えたらいいのに