撒いてもっと芽吹く時まで 漕いでそっと溶けた隙間で 解いてずっと絡まる糸が 汲んで待って堕ちる先まで たとえ壊れかけた夢さえも 冬に咲く桜のように ヒュルリラ 雪影ぼうしが 君を追いかけて シンシンと降り積もる 形変えながら 覆えよ! 覆えよ! 芯から染めてゆけ 剥いで全部生まれ変われば 問いてじっと最後の砦へ 二度と実のならない木々さえも 春を呼ぶ雷鳴のように ヒュルリラ 雪影ぼうしが 君を撫でながら サクサクと踏みしめて 軌跡埋めてゆく 萌えよ! 萌えよ! 芯まで染めてゆけ たとえ壊れかけた夢さえも 冬に咲く桜のように ヒュルリラ 雪花舞い散る 君に寄り添って だんだんと白く塗って 迷い消えてった 雪影ぼうしが 君を追いかけて シンシンと降り積もる 形変えながら 覆えよ! 覆えよ! 芯から染めてゆけ