儚い思い出さえも 抱きしめ、離しはしないと 背けた過去の雨降りは 今でも小さな箱の中 聞こえる音に夢見て うつし世に飲まれて 揺れる 月に2度10分の 他愛無い会話と それじゃまたね しか言えなくて 振り返るとそこは 真っ暗になったんだ 瞼を閉じるように… 本当はわかってるはず なんにも捨てられないと どれだけ笑ったふりをしたって 巻き戻せない 聞こえる音は変わって うつし世に飲まれて 暮れる 愛してる それは過去で 愛してた それは今で 愛したい 届かなくて 愛されて…いた? 誰もいなくなったんだ 届く事もなかったんだ それじゃまたね しか言えなくて 記念日になったんだ トラウマになったんだ 終わりなき穴を覗く…