灯りもない空の下 泣きじゃくりながら歩いた 星にはなれない願いが 今日も一粒落ちてゆく 月の裏側で身を隠した そんな僕を見つけたのは ひどく迷い込んだウサギのよう 泣き濡れてたままで笑った君 星々の光の中 君は1人で、1人で その羽根を灼いてきたの? ひびだらけガラスのような 僕を捉えた瞳は 今もまだ透明なままで 忘れないでいて欲しい 最後に僕がいること 1人の夜には星を 優しく輝かせるから 同じ言葉だけ口にして 遠くたって近くにいる そんな矛盾ばっか抱えては 人はそれを愛と呼ぶのだろう 変わらない思いはずっと 君と2人で、2人で 重力さえ届かぬ場所へ 流星のような一瞬を どうかこのままこのまま 危うい願いだとしても 失うほどに集めた 君が1人で、1人で 抱えた傷の全ても さよならも言わないまま 君と2人で、2人で 世界を置いて加速する 今手を取って