生前葬

歌詞

あれから手首に線が増え 背中は神様に似せたような絵を 描いた 「強い」「弱い」秤に乗せて 救いようのない私を並べないで 信じるだけではダメと誰かも 言ってた 届かないはずのない願いに 繋いで 繋いで 悲しませないように嘘ついても その傷が癒えるなら 説明不要 始めから言葉にしない 触れるだけで私から証明するんだ 闇を溶かす温度で 二十八円で出来た紙切れ ばら撒き予告が氾濫する 焼き立てパンと鼠のサーカス まるでアッパー系の眠剤 カルトセミナーで処方箋もらう そして狂人認定される 「あなたは不幸だ」 なんて言い掛かり また誰かの自由奪ってる 君だけを置き去ってく景色 でも私は見放しはしない 繋いで 繋いで 悲しませないように嘘ついても その傷が癒えるなら 説明不要 始めから言葉にしない 触れるだけで私から証明するんだ 消えない過去も現(いま)も 雨音に混ざっていく もう迎えを待つだけの私の霊に 何か出来たなら教えて 償いは罪の為じゃない 君を生かす為に 燃やして 燃やして この侭の像(すがた)で 居なくなっても 悔いなんて残らない 私の残骸を獣が咥えて持ち去るなら その前に煙(けむ)にして空に飛ばせ 繋いで 繋いで 悲しませないように嘘ついても その傷が癒えるなら 説明不要 始めから言葉にしない 触れるだけで私から証明するんだ 闇を溶かす温度で Being born was a sin