身勝手なら未完成なら 抱きしめて一緒に来て 笑っていた日常は 戻らないの 抉ったまま触ってほら 痛みなど慣れたから ねえまだ 始まったばかり 歪んでいく変わっていく 愛してた”平凡”は 血まみれで戻らない 狂った世界へ 願ってまだ足りないのに 愛していたいだなんて そんな凶器を手に走る 走る 閉じ込めていたのは 純な恋心 触れて溶けて 今 痛みに変わった 繰り返す意味に 縋り続けてる 信じられないの もうなにもかもが 狐は笑った 「犯人はだあれ?」 後ろの正面で 待ってるね 染まってしまえ変わってしまえ 君のいない世界なら 身勝手でも未完成でも 書き変えよう 冷たいな苦しいな 安っぽいこんな痛み 愛しくて悲しい 今 また舞台へ 解き放つ感情が ゆるされるのなら 触れて溶けて さあ 侵し尽くそう 繰り返す声で 君を探してる 今すぐいくから もう離さないよ 狐は笑った 「犯人はだあれ?」 後ろの正面は 繰り返す意味が なくなる時まで 君だけを見てる 愛しているんだ 狐は笑った 「犯人はだあれ?」 後ろの正面で 待ってるね 二人の幸せな 結末へ