シーツに残ってるお前の匂いで ふと現実に引き戻されて お前の生きた証達が 今は俺を締め付ける これはお前がした 最後のイタズラなのかもね もう会えないんだね やっと実感してきたよ 部屋のどこを見ても お前がいるのを想像してしまう 失ってからお前の大切さに気づくな んて ほんと遅いよね 忘れるのが怖くて 忘れてしまったらどうしようって お前との日々が無かったものになっ てしまうんじゃないかって だから過去より早くお前を奪い取っ ておこう 抱きかかえて 頭を撫でて 温もり与え合って もうさよならなんて認めたくなくて だからあと一回だけでいいから 甘えてきて 駆け寄ってきて 二人で一緒に寝そべったりして またいつか会える日を信じて さようなら ありがとう 消化しきらない後悔が 疼いて痛んで駆け回って でもこんな姿見られたら 「ちゃんとしろ」ってお前に怒られ ちゃうかな 今日もまた夢を見たよ 元気なお前の夢さ 呂律の回らない嘆声を 終わったはずの物語に投げつける 抱きかかえて 頭を撫でて 温もり与え合って もうさよならなんて認めたくなくて だからあと一回だけ… 甘えてきて 駆け寄ってきて 二人で一緒に寝そべったりして またいつか会える日を信じて さようなら ありがとう