「氏名、 ひらたななみ…年齢は…いくつだっ け。17でいいや」 (I want you to pick me up my prince) ×3 ヒラタという女子は↓ いつも控えめで慎ましく 出不精だけどデブじゃなく コミュ障だけど案外懐く 掘り出しもんの優良物件(自称ね) 誰かに見っけて欲しいし だってほらお外は暑いし 誰かに迎えに来て欲しい ヒラタはそう考える ぼんやりとネット眺めて 願ってる無茶な可能性 いつも ヒラタは超待ってる 「えー、職歴。…いや、 後でいいや。 趣味… えー、ネト… これも後でいいや…」 まあ人生そんなうまくいかんし 今日の業務も 履歴書書き 一番最近ときめいた 街でのブチアゲ案件は ゲーセンで出会った草食系 ヒラタのハート ジャストミート 「割とよくここで遊ぶ」って フラッと来たところでまた会った みたいな 確変感じるストーリー ヒラタは超期待する (I want you to pick me up my prince) ヒラタの胸高鳴る (I want you to pick me up my prince) 「そちらの女子は誰!?」 …ヒラタはおうちにかえる 夏だからってがっついたりできない (ないない…) けど誰かと海てのも悪かない(ない ない!) ただ人間関係 努力するって 慣れてない、やや高カロリー ズラリとごたく並べて(ずっらり! ) いいわけバーゲンセールして(ほい ほい!) 省エネ重視のこの恋愛観 天気は 今日も雨模様 全然高望みしないし デートでもおそらく安上がり おうちでゴロっているだけで ヒラタは大満足(Hoooo!) そのかわり告白の方は そっちからお願いできますか ていう ヒラタはそういうヤーツ 「悪いかよ!」 誰かに見っけて欲しいし だってほらお外は暑いし 誰かに迎えに来て欲しい ヒラタはそう考える ぼんやりとネット眺めて 願ってる無茶な可能性 いつも ヒラタは超待ってる (I want you to pick me up my prince) へい!まいプリンス! (I want you to pick me up my prince) へい!まいプリンス! ヒラタという女子は↓ いつも控えめで慎ましく 出不精だけどデブじゃなく いざとなれば多分 けっこう尽くすし どなたかもらってよプリーズ