明けゆく 地の果て 翼を ならべて いずこの空へか 旅立つ鳥かげ 夢の ようだ 光り 宇宙にあふれ 人は 目覚めと共に 今日の幸を 大地に祈る やせた 羊の群は 草を 探しもとめて 山の小径 さまよう 嘆きながら よろこび悲しみ 一つに流して 地球は しずかに はるかな 未来へ まわる まわる 土には 乾いた 小さな 足あと 子供の 明るい瞳はいつでも 夢を 運ぶ 熱い 太陽の下 人は 働きながら 愛を育て つましく生きる 時を 数えることも いつか 忘れたように 雲の行方 眺めて 歌を うたう よろこび悲しみ 一つに流して 地球は しずかに はるかな 未来へ まわる まわる