理不尽な世界 あいつだけ持ってて 僕に無いもの なんでこんなにあるの 隣の芝は青いようです 僕以外はみんな 天才のようです 神様が僕を 愛してくれずとも 肩ひじ張って 当たっては砕けて 育つ前から へし折られ続けた 翼は無残で 飛べたもんじゃない 向いてないのにね ねぇ? 進め凡人のまんまで 創意工夫で飛べ 絶望が駆け巡っても 仕方ないじゃない だって やるんでしょ 持ってるもんは たった一つ 「あきらめらんない」って才能 強がり 勘違い 思い上がり まぐれ かき集め 進め凡人の僕らに 下向く暇などない かろうじて残ったプライド 叩き割られても どうせ やるんだし 理不尽な世界 誰にでも 両手広げて 見せるくせに 進め凡人のまんまで 創意工夫で飛べ 絶望が駆け巡っても まだ まだ まだ まだ 持たざる者の美学 役立たずの 翼ひろげ 進む凡人の僕らは 後悔 焦燥 抱え 果てしなく