鈍く濡れたアスファルトの帰り道が 心に降る違和感を そのまま映している あなたが喜ぶ私でいられるように 変わっていく自分が はじめは楽しかったのに 気付けば迷子の私 本当はどんなひと…? 愛されたいと願うたびに 息もできないほど焦って 服も靴も髪も声も まねごとの私になってゆくの どこへだって、いつだって 駆けつけていたの あなたに会えることが 何より嬉しかったし ワガママ言ってあなたに 求めすぎるような メンドクサイ女には 絶対なりたくなかった あなたにとっての私 きっと、どうでも「イイ子」 愛されたいと願うたびに 息もできないほど焦って 服も靴も髪も声も ありのままで愛せなくなってゆく 愛を信じられなくなってゆく 愛されたいと願うたびに 息もできないほど焦って 服も靴も髪も声も ありのままを愛せなくなってゆく