淡い眠りの朝 君が微笑めば どんな願い事も きっと叶えられそうだよ 萎れかけた鳳仙花に 水をやるその後ろ姿 抱きしめたら 消え去ってしまいそうな気がして きっと二人は 光に包まれたまま ちっぽけなこの時を ぼんやりと見つめてる 揺れる陽炎に 身を寄せ合って 二つの手が重なった 忘れられる今日の日に 古い玩具の箱 苦いチョコレート 一人長い夜に ちょっとだけ幕を下ろした 通り雨に足を止めて 触れ合う肩に落ちる雫 その瞬間 過ぎる季節に永久を感じて もっと素直に 素直になれるだろうか ゆっくりと芽を開く 草や木や花のように 涙の数だけ 流れる星に 願いはもういらない そこに君がいるなら きっと二人は 光に弄ばれて まっさらな今日の日を 七色に変えていく 何度も何度でも 抱きしめるから この時を この時を 君だけを そして未来は 眩く輝きながら 見果てぬ大空を 真っ直ぐに駆け上がる 誓いの言葉は 風に預けて 二人の永遠を描こう 忘れられる今日の日に 忘れないよ今日の日を