焦げ付いたアスファルトの風に 顔 歪めて 足早に此処じゃない 居場所へと 宛もないまま 戯れな一度きりの契りを 永遠だと オメデタイこのアタマ 吹き飛ばし て 躊躇わないで 狭窄な視界 遮断して 手探りの中 掴み損ねた ホログラム 足掻く様が滑稽と 誰かが嗤う 趣味の悪い まるでフリークショー 静寂の奥に沈み込んで 押し殺して 埋めた劣情の感情さえ 晒されて まとわりつく 視線逸らし 確かさと不確かさ 侵されて 怯える溜息さえ 罪となる 腐った世界 全てを飲み込んで 溶かされた虚飾と憂鬱の日々 指で なぞり 知らぬ間に塗りつけた 唇で 罪を重ねて 停頓な思考 ループして メビウス の輪に 紡ぎ取られた モノグラム したり顔で吐き散らす 迷妄な能書 き 気味の悪い まるでトークショー 光の先に滑り込んで 声枯らして 叫ぶ激情の残響さえ 汚されて かき消されてく ノイズの波 愚かさと憐れみに 騙されて 手にした果実でさえ 踏みつける 狂った世界 全てを飲み込んで 溺れて沈んでく 深い真紅の海 まどろみ 誰かの呼びかける声 生命の灯火 消えた時が主役って あぁ 冴えないシナリオ 静寂の奥に沈み込んで 押し殺して 埋めた劣情の感情さえ 光の先に滑り込んで 声枯らして 叫ぶ激情の残響さえ 汚されて かき消されてく ノイズの波 愚かさと憐れみに 騙されて 手にした果実でさえ 踏みつける 狂った世界 全てを飲み込んで