いつもより 手足が冷たく感じる 残された時間を 何度も確認する 泣き顔 きみには 見せられないから 何度も笑いながら席をはずした これが最後だって 分かっててさよならしたんだ もしかして きみも 夕暮れのメロディが 気持ちをほどいてゆく バスの中 窓の外 視界がぼやけてゆく 誰にも 見られたくないよ うつくしい 思い出が儚げにひかる こんなに苦しくなるなら いっそ消してしまいたい 消したくない きみの選ぶ言葉に いつだって憧れていた いつかは それさえも忘れてしまうかな 「またね」なんて そんなの叶わないんでしょう 夕暮れのメロディが 気持ちをほどいてゆく バスの中 窓の外 視界がぼやけてゆく 「ごめんね、ありがとう」 なんてね