長い夜もかならず 朝になることを知ってる いつか違う恋に たどり着けることも… 今夜少しあなたを わざと困らせてみたくて 雨がにじむ街に 立ちつくして動かない 一年 一緒にいて 二年 ひきずるような 未来にはしたくない きっと会いたくなるでしょう どんなサヨナラしても あなただけをみていたから たぶん泣きたくなるでしょう やさしさも思い出も このまま連れて行って 傘もささずとなりで 家に送るよと待つのね 少しほんの少し わるいひとでいたい… すぐに部屋に戻って 古いアドレスを消したり 写真整理したり 出来るならばいいけれど 初めて 出会った日や キスを 交わした夜や 記念日が重すぎる きっと会いたくなるでしょう いくら忘れてみても 眠れそうもない夜には いつか振り向くそのとき なつかしい思い出の 風だけ吹いて欲しい なつかしくあたたかな 風だけ吹いて欲しい