おれたちは馬鹿になった 本を知りすぎておかしくなった そんな時 雨が強く降って いらない言葉を濾してくれてた おれたちは馬鹿になった 歌を知りすぎて声は掠れた そんな時 雨が屋根を打って 歌のつづきを 歌ってくれてた 背のびしたつま先で あなたが口ずさむ瞬間を イメージして とっておきを探すの じゃないものばっかやけに光って 大人びたビート 似合わなくても 溢れ出した表情 たまには見せてね そっと積木のひとつ目 抜いてくれ 全て崩れれば全てがひとつ 目になるから スマホ持ってるチンパンジーを バッハを知ったカナリヤたちを 馬鹿で不自由なおれたちを 00:00に戻して! おれたちは馬鹿になった 本を知りすぎておかしくなった そんな時 雨が強く降って いらない言葉を濾してくれてた おれたちは馬鹿になった 歌を知りすぎて声は掠れた そんな時 雨が屋根を打って 歌のつづきを 歌ってくれてた 33回転でふわりと回り 擦り切れる風前の灯の言葉は 1000年より全然未来に生物もどきが 聴けたなら偶然に涙の類も 落ちればいいね なんて 火にいる馬鹿の思考 ほどなく心身も吹き込んで 気持ちいい これがもし 歴史のなかの愚行でも 自身にいいねつけ眠られりゃいいね 夢か現か わからず気付く 獰猛なサイレン ミュートと勘違いを 知れば知るほど 手につかぬ物 薄れていくエゴ 上書き続けるよ おれたちは馬鹿になった 本を知りすぎておかしくなった そんな時 雨が強く降って いらない言葉を濾してくれてた おれたちは馬鹿になった 歌を知りすぎて声は掠れた そんな時 雨が屋根を打って 歌のつづきを 歌ってくれてた Di-di-dado dodo-di di-dado da-da-da-da da-di di-dado-di-da Di-di-dado dodo-di di-dado da-da-da-da da-di di-dado-di-da Di-di-dado dodo-di di-dado da-da-da-da da-di di-dado-di-da Di-di-dado dodo-di di-dado da-da-da-da da-di di-dado-di-da