生きたいから死にたいとか複雑な 感情も 金より愛だとかの出鱈目な論争も 教科書から学ぶものは一寸も使えず この世界で問われるは 答えない物ばかり 遠回りして行っても近道して 帰っても 行く先は変わらず時間の先端は 今此処 綺麗事にすれば誰かを救うような 音も 慰めにも成らない 落ちこぼれの独り言 正義か悪か唄い合う 液晶の外側 己を肯定し他人を否定する世の中 伝えたい事の一部は本当の所 言葉には決して表せきれないのが心 死ねない理由はまだ 歌いたい歌詞がある 生きたい理由はそう思わせる奴が 居る いつか散るその時に人間は気付く 夢見る事を忘れた 甘んじた事実 子供の頃から同じ 景色見てたあいつも 今ではその子供を育てる側の立場に 別の道辿り また何かが手繰り寄せる 生き方の数だけ其々の幸せが有る ヒビ割れた空から街照らす太陽 都会じゃ星よりも数光る街頭 多少の痛みや哀しみがないと 外傷も一つ無い退屈な内容 自分の時間 削った分 金に変わる給料 その割に曖昧な人生の猶予 あの世迄に探す生きた理由と 宇宙から見降ろす廻る地球を 愛を求めては本当の愛を忘れたり 人生に急いでは目的を見失ったり 道中は甘く無いが後悔はしない様 孤独の代償に微々たる光を