窓の向こうに 懐かしい風景は揺れ動いて 蘇る記憶と 押し寄せる後悔の波 帰るはずもない 僕のため扉を開けていた 優しいあなたはもういない もう一度話せたとしても 素直にありがとうと 言い出す自信なんてない 走り寄って抱きつき笑った 幼い自分から なにを失くしてしまったんだろう 誰しもがいずれ 時間の歩みが止まる 自分という人間を 仲間の記憶にどう残したい? 悲しみの中に身を浸して うまく心定まらない もう二度と離れないように 握り締める思い出 涙が頬を伝う 泣きじゃくってひとりいじけてた 幼い自分から 少しでも変われたのかな 悲しみにいずれ慣れるだろう 悲しみにいずれ慣れるだろう