心に咲いた アカネの花は 消えかけるほど白い顔をして 誰にも見つけられず ただ独り その根を深く張れば 涙も 弱いフリも 馬鹿なマネも忘れて 赤い私をその目に映すの 微笑んで 雨に汚れた 街の匂いが かき消していく あの日鳴らした音を たとえあなたが 遠く離れても 風に溶けて飛んでくわ 果ての果てへ 心に咲いた アカネの花は 消えかけるほど白い顔をして それでも夢のタネをこの胸に また根を深く張れば 涙も 弱いフリも 馬鹿なマネも忘れて 赤い私をその目に映すの 微笑んで 赤い私をその目に映すの 微笑んで