嘘をとがめる唇 心撃ち抜いた瞳 草原渡る風が いつだって僕たちは影に追われて 足元を見つめてる 顔もあげずに でも君と目があって すぐにわかった 僕たちは同じ空を探してる 違う世界 生きてきた それなのに同じ夢 見てるとは言えなくて その笑顔 目を背けた この深い闇の向こう 果てのない白い砂漠 僕らはずっと旅してきた 嘘をとがめる唇 心撃ち抜いた瞳 見つけた僕の大事な空 君の瞳の中 二人の旅が始まる 今 最初から何ひとつ 持ってなかった 黒よりも暗い月 僕をせきたて 囚われてうつむいた僕の頬を つつみこむ君の指に驚いた やわらかな天幕に君の影 ゆらめいて さらさらと笑う声 答えならそこにあるね 暗闇に灯りもなく 朝焼けはとても遠く 旅はどこへ向かうのだろう でもつないだ指先はつながる 僕らの心 星を探そう 君と僕を導く未来を だからどうかもう泣かないで 過去は僕らに罪を見せつけて嗤 [わら]う 置き去りにした骸[むくろ] 濡れた赤い足跡が ひたひたと交差する 祝福は望まない ただ君と ああ 生きていきたい 暗闇に灯りもなく 朝焼けはとても遠く 許されないとしても この深い闇の向こう 果てのない白い砂漠 僕らはずっと旅していく 嘘をとがめる唇 心撃ち抜いた瞳 見つけた僕の大事な空 君の瞳の中 僕らの旅が始まる 今