深夜コンビニ駐車場 月にアイス溶けていく 僕が何者でなかったとしても君は 今となにも変わらず笑いあってくれ たかな 探りながら生きてる 君と僕の距離感 淡い不安を 薄めた朝 刺しこむ光がしみる。 ぼくが何者でもなかったとしても 怖さを強がって隠そうとしても こんな僕の弱さを 笑い飛ばしてくれるかい 夏の風に揺らぐ君に問う。 君にとって僕は何者になれるんだろ う 足りなすぎる自分を さらけ出せず隠していく キレイな自分だけを表面に揃え 手にとってくれるならいくらでも並 べていた コンビニの冷蔵に並ぶビールのよう 本当の僕はバックヤードから 出られず世界を覗く。 僕が何者でもなかったとしても 怖さを強がって隠そうとしても こんな僕の弱さを 笑い飛ばしてくれるかい 夏の風に揺らぐ君に問う。 君にとって僕は何者になれるんだろ う。 君と夜空は答えもってないの? 僕が何者でなかったとしても、 一度しか咲けない花火だとしても こんな僕の弱さを認められるのかな ? 夏の風に揺らぐ僕に問う。 僕にとって僕は何者になれるんだろ う。 そんなことを考えていた。 28の夜に。