少しの寄り道も避けて 白いビニール被って徒競走 「せーの」 ひとり立ち尽くすガードレール みんな目指した目的地は空っぽだった ふらついたままで家まで 突っかけただけのハイヒール 異常を来してるのは どちらかなって気づいた バックオーライ そう皆様 生き急いでった奴らを 祝福できるかな今更 引き止めなくっちゃ まず 君から 止めどなく雪崩れる 血走った目玉 こっち向いてよ 頭冷やしたいなら バケツをひっくり返せ タッチ交代 もうくたくた 置いてけぼりの私に 走る気はないさらさら 恨めしがってんならそろそろ バックオーライ そう皆様 遠のいてったきみに 振り向いてった君に 振り向いてって言えるかな今更 聞こえるように叫ぶから