雨に流れる窓を見る 時に逆らうぼくがいた 消火栓から虹が降る 舗道にしゃがむ人が言う 夢ならここが一番さ だから今も眠り続けている 目覚めたガラスのぼくを 置き去りにして 飛び出すくらいは 簡単だけれど でもまだ早い ぼくを砕けば風になる 窓を破れば外になる 今から夢を食べようと 灰色のコート握りしめてゆくんだ 汚れた壁には いつもの人影が やさしさ いとしさ みんな忘れている 陽は高いよ ずぶぬれ 髪をこする 子供たちは ころがる 靴を追って ぼくをみつける <♪> Dreamこの夢を食べようと 灰色のコート握りしめていきそうだ 目覚めたガラスのぼくを 置き去りにして 飛び出すくらいは 簡単だけれど でもまだ早い 汚れた壁には いつもの人影が やさしさ いとしさ みんな忘れている 陽は高いよ 目覚めたガラスのぼくを 置き去りにして 飛び出すくらいは 簡単だけれど でもまだ早い