冷めてしまうの 紅茶が そんな思いつめないでね 私なら もう平気 お別れに 黄昏の街に 誘ってほしい なんとなく気付いていた あなたと あの娘のことなら 一人悩んだ 夜に比べれば 打ち明けてくれて 救われたよう 車が通るたび あなたの手が そっとやさしく 私をかばうのよ この温りを 忘れはしない たとえあなたには 軽い癖でも 街角の ショーウィンドー 華やぐ季節を 先取り 春のおしゃれを 楽しむ気分は おあずけね あなた忘れる日まで 今日まで愛された そのお返し できる限り ほほえみ続けるわ あなたのやさしさ 今はせつなく サヨナラの握手 そっと求めた