恋が音もなく降りつもる 軋むべッドに肌に涙に この唇に 熱をおびた空はゆっくり 紫色の朝を染めてく まどろむように 脱ぎ捨ててしまいたい 弱い自分も白いシャツも 燃え尽きてしまうほど 求め合うふたつのココロ 今 遠く手をのばす 光集めて 過去も永遠も 羽ばたくように 見えない傷口が 深く広がってゆくような 熱情を 甘く哀しい歌のように 離れられず繰り返してる 恋が音もなく降りつもる やけに指輪が重く感じる 土曜の午後 少し乱暴なやり方で 寂しくならないように 自分を試したりした デジタル時計の 数字がバースデイを灯す きれいな時間だけ 重なり響き合うように 今 雲がちぎれてく 季節を乗せて 髪をなびかせて 指をからませ 胸に横たわる痛みを 分け合うような 熱情は 不確かな恋に身をゆだねて それでもまだ信じあえるの 見慣れた世界が 輝きを増してゆくように 小さな折りも 輝きに変えてゆくように 今 遠く手をのばす 光集めて 過去も永遠も 羽ばたくように 見えない傷口が 深く広がってゆくような 熱情を 甘く哀しい歌のように 離れられず繰り返してる