あなたを想うこの心を 好きと言えなくなったら 訳もなく涙溢れて 悲しいのだから さりげなく季節をすり抜けて 遠い夢を辿って まだ見えないふたりの 明日を笑って… ふたり互いに違う景色見ながら 同じ時代を生きてる 違和感を幸せと感じながら その指で触れた胸は丸みを覚えても 冷たい夜 自分をなぐさめる 不埓な愛を抱く心を 好きと言えなくなったら 私らしさがいつか迷子に 見失うのだから かぐわしい花畑すり抜けて ビルの街をさまよって くりかえして見つけた 明日をわかって… 世知辛い世の中とあきらめながら 愛の浸食を待つ 人間は欲張り 生きる為に たくさんの優しさあげたいけれど 私だけの満足だと 空が笑う あなたを占めるこの心を 責め始めてしまったら 訳もなくすべてを 壊してしまいたくなるんだから 優美な仕草身にまとって 黒い花を飾って まだ知らないふたりの姿を笑って 踊りましょう スローな曲でも 愛おしい今に 息を止めた あなたを想うこの心を 好きと言えなくなったら 訳もなく涙溢れて 悲しいのだから さりげなく季節をすり抜けて 遠い夢を辿って まだ見えないふたりの 明日を笑って…