春の風に包まれながら 出会った意味夢想う 海辺で あなたを待つの 夏の光心を燃やす 走り出せば雲流れ 心は あなたのもとへ 愛すれば愛し過ぎれば ふたりは 傷つけて傷つけあってしまうの 愛の言葉は波の中に沈んでゆくの 今日の風はやさしいけれど 哀しい色にも見える 会えない時間が過ぎる 秋の街が茜に染まる 沈む夕日 ただ見つめ わたしは声を失う 会いたくて会えない時のふたりは 抱き合った あの日の海に溺れる 風よ教えてわたしは 生きていていいの? 耳をふさぎ 瞳を閉じて 哀しみからじっと逃げる あなたを忘れるために 愛すれば愛し過ぎれば ふたりは 傷つけて 傷つけあってしまうの 愛の記憶は 風にさらわれ消えてゆくの 冬の空にひこうき雲が 遠い彼方まで続く 春へと誘うように わたしを誘うように