置き去りにしてきた全てへ 遠回りしてきた この道で 辿り着いた あなたへ はじまりのページ やさしさに 包まれていた 聴こえる声 調子外れの歌で やわらかな手 あと何度 握り返して くれるかな 人はやがて 消え去る その答えを 忘れてしまう前に もう一度 手を伸ばした 馬鹿げた空想だと 決めないで 繰り返しできた傷 見つめながら 眠った 夢の先へ far away 東京の空は 生き急ぐ 少し寂しくなる 聴こえる声 調子はどうだい? なんてふいに 故郷を離れ どこまでも 行けるような気が したんだよ 我を忘れて 駆けた時代と 通り過ぎていく スピード中で 何を手にして 失ったのか 全てを選んで 生きてきたから 誰のものでもない この答えと もう一度 笑いあえるさ 馬鹿げた空想だと 決めないで 繰り返しできた傷 見つめながら 眠った 夢の先へ far away 置き去りにしてきた全てへ 遠回りしてきた この道で 辿り着いた あなたへ