Track by森ゆに
水たまりが二人を映して泣いている 白い太陽の長いあくびに二つの影が 伸びていくまでの一瞬に 風が背中を押していく 風が背中を押していく 静かな灯りのなかであなたが 私にレンズを向ければ 私の瞳のなかにあなたが 溶けていくまでの一瞬に 花火は遠く 鳴りやまぬ 花火は遠く 鳴りやまぬ どこまでも道草を続ける間に 夜は進むのだけれど どちらが先に別れの言葉を言うのか 惑う一瞬に 雨の木が鳴り 嵐が通る 雨の木が鳴り 嵐が通る