彼に迷いだしたアノ日から 何故か心が拒絶していた 彼の姿が変形してゆく 遠くあまりにも近すぎて 仮面を被ろうか?彼の前では 引き攣る顔を隠せるから 体に迷う私の心は いつの日にか離れてゆく 毒の花のように咲いてみせるわ そして返り咲く花となる 心は 傷ついて癒せずに 色あせてゆく 愛は 崩れゆく中で 花と咲き乱れて… もう昔のように笑えなくなった 彼を愛した私ではない 一度だけ二月のアノ夜に 乱れる人を抱いていた 愛する 「貴女」忘れられず 心は 傷ついて癒せずに 色あせてゆく 愛は 崩れゆく中で 花と咲き乱れて…