食べることを辞めても成長は 止まらない 春を売っても何にもなれなかった 制服の裏側 皮膚の内側 どっちも醜い同じようなものだから 見えるもの 見えないもの 本当のことなんて誰にも 分からないでしょう 先生に家族 恋人と友達 私を守ってくれていたの? イヤホンから流れている 音 言葉だけが味方 私を許して 救って 強く抱き締めてくれていた 死にたい 消えたい 呟いている間も みんな平等に時間は流れていく モラトリアムはひとりきり 暗くて 深くて 息ができないの 鎧の制服を脱ぎ捨てなきゃいけない 大人になればきっと 何にだってなれるはず これからはどこにだっていけるはず だから 本当に? 変わっていくことはいつだって残酷 私はただずっとここにいたかっただ けなのに 春になればまた思い出すの 胸の痛みとさようならを連れてくる 桜は毎年ここで咲き誇る 本当はね 分かってるの もうここにいられないこと どうか 私を 消さないで