出逢う深海の奥の奥 淡い心音に包まれて ずっと夢のまま ずっと焦がれてた 触れたその先はまぼろし 閉じたそのまぶたなでられ ひらく透明な花 たどる波の道 泡沫が降りそそぐ 微睡に揺られてる 甘やかな憂いさえ 大切に歌うから 溺れながらほら 私を見つけて 貴方の胸のなかで 隠れ隠された雫 ひとつぶひとつぶ 映したのは誰 涙溜まり連なり 想いの欠片つないだ 纏う羽衣が舞いおどる 吐息あたたかにのぼってく そっと傍で そっとささやくの 攫うこの声はさざなみ 伝うこの熱を愛して 泳ぐひとときの海 さぐる波の星 泡の影追いかけた 静寂に咲いていた あいまいなゆめうつつ 恋してくて歌うから ふるえている胸 私の世界に 貴方が流れこんだ 色彩重ねた雫 ひとつぶひとつぶ それはまるで旅 時間を巡るように 永遠の虹架けるよに 溺れながらほら 私を見つけて ただひとり貴方だけ たったひとりの私を 暁闇から 私を見つけて 深い水の底から 探し続けてたひかり