手を滑らせ沈んだ 嘘は まだそこに浮かんで消えない 見上げた空は濁って 何がホント? 言って 深く深く底向かって 願い事探し夢潜ったまま 巻き上がる泥の中を抜けもっと早く 温かさだけ保ち逆さの太陽目指し なくした君の今、会いに行こう 離したら静かで思い出が騒がしい 意味のない言葉がいい 見慣れた世界の奥で溺れよう 削られずに変わらない姿 すぐ見つけてもらえるよう 胸の内に患った光で そっと 渇く 固く固く誓い立て 優しい声のまま君迎えに行く 重なれば崩れる程薄くなって やわらいだ流れから輝いた影を救い 生のない模造でも愛していたい 正しさを失くしても守れない結末を 受け入れずに黙って蓋して 君の声をとどめよう すれ違う希望の群れとは 反対に沈んで 身を任して 息さえも忘れ綺麗に ただ真っすぐに ただ純粋に ただ君のため 落ちてみよう 冷たさが広がり 音も全部なくなり 目の前さえもわからない 温かさだけ保ち逆さの太陽目指し なくした君の今、会いに行こう 離したら静かで思い出が騒がしい 意味のない言葉がいい 見慣れた世界の奥で 帰るように溺れよう