舞い落ちた桜が ビニールに閉じ込められて 枯れ葉と一緒に 火曜日の朝 綺麗な入道雲 来年も見たいと思った 氷たっぷりのアイスコーヒー 明日の朝が楽しみだった 明日の為に 未来のために 下り坂はもう足が痛いんだ 忘れられない あの景色に 高いヒールを履いて ちょっとだけ 背伸びをして いつかまた 歩き出せるように 物語の続きを 確かめたくて 終わらせたくて 自分で筆を執って 続きを書いてみた ピリオドは味気ない ただの読点(おわり)だった これじゃあ物語の ヒロインは報われない 明日の為に 未来のために 下り坂はもう足が痛いんだ 忘れられない あの景色に 赤いヒールを履いて ちょっとだけ 背伸びをして いつかまた 歩き出せるように