ルージュを落として いっそ女でなくなれば 心の痛みも 少しは消えていくでしょう 鏡にむかえば まだまだ未練が ブルーの瞼で揺れている ♪ 私は私でそんな自分を憎みつつ それでもやっぱり 女の夢に溺れるわ 煙草の煙がゆらゆら流れて いつしか日暮れにまぎれる 貴方が使うあてのない 枕に頬を摺り寄せて 二三日死んだふり しているしかみちがない 生まれ変わるならこの次は きっと気まぐれな男でしょう 愛が消えた後の決まり文句なんて 言ってるわたしも信じない ♪ 風吹くだけでも 揺れて傾く痩せた身で 不幸を背負っていくのは とてもつらいのよ 女を忘れてルージュをふき取れ それしかないわと呟く 貴方が好きと言っていた メロディばかり口ずさみ 真夜中の酔いどれを 気取っているしかないわ 生まれ変わるならこの次は きっと気まぐれな男でしょう 愛が消えた後の決まり文句なんて 言ってるわたしも信じない ♪