緑が深いこの森を抜け その先の町へ行こう ケガは結構してしまっているけど 譲れないものはたくさんあるから 引き返せやしない ひとりがこわいのはみんな一緒 どっからか香る救いの 共通項を探してみるの 誰かの為に明日が来るなら そいつが嫌い 広い世界だし 私のこの悩みは ちっぽけだと信じてる 「愛してる」 なんかもう要らないよ 今だけただ抱きしめて欲しい 私は嗅ぐ 完璧な思いはこの世に無いと 貴方を嗅ぐ 大切な人に大切にされたい 誰かに 「ここに居ていいよ」 って 時間じゃない次元へ行きたい 追われる側になれない僕らは 欲しがりすぎてる ずっとコドクでも いつの日か今までの全部 報われると良いんだけど 頭ではわかってる 寂しさの正体 でも今日もまた 信じてる 「愛してる?」 なんてもう聞かないよ どうせ居なくなるなら触れないで 私は嗅ぐ ただ断片に。 思い出を美しくしていたいから 空を嗅ぐ 目で見てみないと 冒険しないと ワクワクが腐るから 外へ出たい 壮大な景色を 想像してる今日も 消えちゃいたい夜も 私の導火線 「愛してる」 ならもう聞かないよ この先もずっと 抱きしめていて欲しい 私は往く また感じた方へ ただただ信じて そばに居て欲しかった 「あぁ 生きてる」 なんてそう思えやしないよ 今だけ香りに包まって 私は知る 完璧な思いはこの世に無いと 私を嗅ぐ 独りじゃないと 私を嗅ぐ