真夜中の雨 いつの間に止んで 遠ざかる 景色の 音だけ残る 街灯の影 水たまりに撥ねて いつもの いつもが 始まるかな また同じこと繰り返す 許すことにも慣れた 答えなんてないけど やっぱり寂しいんだ ほんとは寂しいんだ 僕ら弱い生き物 こうやって肩を寄せ合って 今日もまた繰り返すから いつの間に 慣れてしまうんだ 君といるのが日常だけど ほんとは君こそが 日常からの出口 そんなこと思った だけど言わないんだ 僕ら弱い生き物 こうやって夜に隠れて 怯えて 泣き腫らした目 晒して でも生きてる 何度でも 繰り返すけど 今日もまた朝をむかえる 真夜中の雨 いつの間に止んで 遠ざかる 景色の 音だけ残る 街灯の影 水たまりに撥ねて いつもと 違う日が 始まる